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絶滅石 [コミック]

絶滅石 (ぶんか社コミックス)

絶滅石 (ぶんか社コミックス)

  • 作者: 倉薗紀彦
  • 出版社/メーカー: ぶんか社
  • 発売日: 2019/08/10
  • メディア: コミック
ひと夏の楽しいバカンスのはずが、絶望に突き落とされて、というお話。
詳細は読んでいただくとして、なぜ忌まわしい伝承があるのに、友達に
別荘を貸したのかなというところ。まあ、いつ「次」が起こるのかは予測
できない感じなのだが、それほど親しくない友達に家を貸すのは?と、
導入部に疑問が残った。
物語はスピード感があるし、画力が高いので、一気に読める。
倉薗先生はジュール・ベルヌの「地底旅行」のコミックもオススメ。

タグ:倉薗紀彦
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本屋の新井 [本]

本屋の新井

本屋の新井

  • 作者: 新井 見枝香
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2018/10/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
食わず嫌いは良くない。
三省堂に行くたびに、いつからか「新井賞」なるPOPが出ていることに気づいた。
「芥川賞」でも「直木賞」でもない。何?と思った。
書店員が勧める本が嫌なわけではないのに、手に取る気にはならなかった。
でも気になっていたので、とりあえずご本人の本を読んでみた。
面白かった。
本を沢山読んでいると文章が上手い(気がする)という私の勝手な思い込みは
おおむね正しいと思う。読みやすくてひねりの利いた文章。
「新井賞」は新井さんが大好きな本を大好きと叫んでいるPOPと理解した。
ぐっときた文がひとつ。
「1年に1冊でもいい。違う言語、違う文化で生きる人が書いた小説を読んで、
自分の心が動かされる体験は、世界をちょっとだけ平和に近づける。」
余談だが、私は本を積み木のように積み立ててあるのが嫌い。
途中から抜いてやろうかと思ったりする。
池袋のリブロが三省堂に変わったとき、オープニングイベント?で
本が積みあがっていて、「どうだ!」みたいな店のどや顔を見ている
みたいで不愉快だった。(あくまで個人の感想です)
そんな三省堂に毎週末行っちゃうんだけどね。

タグ:新井見枝香
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